自撮りや記念撮影を一味違うものにする「あるあるテクニック」をまとめてみました。
振り返る
定番のポーズですよね。自撮りでこのポーズを得意としている方も多いと思います。
元祖と言われる菱川師宣の「見返り美人図」は、着物の柄を見せるためのポーズだったようですが、写真では自然な表情が作れるから好まれるんじゃないかと思います。
フリー画像から作例として使えそうなものを探しました。
カメラ目線をやめる
自撮りや記念撮影はカメラ目線なのが普通ですが、それをやめるだけで、ぜんぜん違う写真になります。他人を撮るときは「空を見て」とか「あの木を見て」とか、具体的に指示すればだいたいやってくれます。
カメラの高さを変える
視点の高さが変わるとガラリと見え方が変わります。ちょっとかがんで撮ったり、逆に腕を上に伸ばして撮ったりするだけで、同じものを撮っても違った雰囲気の写真や動画になります。
Engin_Akyurt / Pixabay nastya_gepp / Pixabay
モデルの目線を基準にすると、左の写真はそれより下から、右は上から撮っています。カメラの高さ、つまり視点の違いが写真の雰囲気に大きく影響していますよね。
Gilmanshin / Pixabay Profile / Pixabay
左は子供の目の高さに合わせて、右は子供の背より上から撮影しています。どちらもカメラ目線ですが、左は親しい友達と見つめ合うような、右は大人におねだりするようなポーズですよね。カメラの高さはその演出にあわせたもので、見る人が子供の相手役になったような錯覚を与えます。
タテ構図で撮る
人物を横並びではなく手前と奥に配置すると、記念写真っぽさがなくなって、ドキュメンタリーっぽくなります。画面に奥行きが出るからだと思います。
cuncon / Pixabay
遠景を入れる
人物だけでなく背景にも気を配るとプロっぽくなります。背景は近景より遠景のほうがいい感じに見えます。これも縦構図と同じ理由で、画面に奥行きが出るからでしょう。
54118 / Pixabay Victoria_Borodinova / Pixabay
壁を背に撮影する場合でも、ちょっと角度を変えて撮影すれば、奥行きのある背景にできることが多いと思います。
手前に物を入れ込む
これも画面に奥行きを作る方法のひとつです。
光るものを入れる
スタンドのスイッチは必ずONです(笑)。
逆光で撮る
人の顔には凹凸があるので、太陽やライトの光が直接当たると、眼窩やほうれい線などに濃い影が出ます。逆光だと顔全体が影になりますから、凹凸の影は目立たなくなります。さらにハイライトで輪郭が強調され、雰囲気のある写真になります。
影や映り込みを撮る
見る人の想像力を刺激する手法です。
MabelAmber / Pixabay tommy-online / Pixabay
顔を撮らない
これも見る人の想像力を刺激する手法ですね。
Tabeajaichhalt / Pixabay Pexels / Pixabay
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