ビデオカメラに不満を抱く5つの原因

家庭用ビデオカメラ撮影のコツ
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スマホやビデオカメラで動画を撮影したものの、その写りにどうも満足できないという経験がありませんか? 

それには原因があると思います。今回は、自分で撮ったビデオに満足できない原因を考えました。

カメラの性能が原因

レンズ

ズームアップして撮影した発表会の映像が不鮮明で気に入らない。そういう場合は、使用したカメラのレンズの性能に原因があるかもしれません。

業務用カメラはズームレンズで光学的にズームアップしますが、スマホや低価格の家庭用カメラは、デジタルズームで倍率を稼いでいます。

デジタルズームは、イメージセンサーで得た映像を切り取って拡大することでズームアップしています。簡単にいえば、撮影後にアプリでで拡大するのと同じことです。

ですから、そういうカメラで撮影すると、ズームアップするほど映像は荒くなります。舞台撮影などで光量不足の場合は、ゲインアップのノイズも加わるため、なおさら不鮮明な印象になります。

参考エントリ:ビデオカメラのレンズについて家庭用と業務用の違いをまとめました。

マイク

講演会を撮影したが、いちばん大事な講演者の言葉が聞き取りにくい。そういう場合は、使用したカメラの内蔵マイクに原因があるかもしれません。

スマホや民生用カメラのマイクは、カメラを向けた方向だけでなく、横や後ろの音もしっかり拾うように設計されています。そのほうが臨場感が出るからです。

ですから、カメラに写った話し手の言葉だけをクリアに録音したいというような場合には向いていません。会場の雑音も一緒に録音されて、話し手の言葉が聞き取りづらくなることがあるからです。

業務用カメラや、音声さんのブーム(竿)の先についている長細いマイクは、ガンマイクといって、指し示した方向の音声のみしっかり拾うマイクです。

話し手の言葉をさらにクリアに録音したい場合は、ご存知の通り、胸元につけるピンマイクを使います。

参考エントリ:ビデオカメラの音声入力について家庭用と業務用の違いをまとめました。

機材不足が原因

三脚

撮影した映像の画面がブレていて見づらい。そいう場合は、三脚を使用しなかったことに原因があるかもしれません。

最近のビデオカメラには強力な手ブレ補正機能がついていますが、それでも完全に手ブレをなくすことは不可能です。

ズームアップに比例して手ブレは拡大されますから、高倍率で安定した画面を得るには三脚が不可欠です。

また、三脚上でカメラを振る必要がある場合、写真用ではなくビデオ用のヘッドが付いた三脚を使用する必要があります。

写真用のヘッドは、カメラを動かしながら撮影することを想定していないため、スムーズなパンティルトができません。

ライト

撮影した人物の顔が暗くて見づらい。そういう場合は、ライトを使用しなかったことに原因があるかもしれません。

ただ、安価なLEDライトが出回るようになったからといって、個人的な撮影で撮影用ライトを用意するのはちょっとハードルが高いと思います。

人物の顔が暗くなってしまうのは、人物より背景が明るいからなので、そういう場所やアングルを避けることでかなり回避できます。

別ブログになりますが、そういうテーマで書いた記事がありますので、よろしければご一読ください。

ライト不要のライティング論│照明機材がなくても光の表現はできる
ここではライティングを影のコントールと捉え、照明機材を使わない場合にも役に立つライティング論として簡潔にまとめてみたいと思います。

撮影位置が原因

写ってはいるのだけど大事な場面がよく見えない。遠すぎたり近すぎたり、人や物の陰に隠れていたり、正面から見たいのに後ろからしか見られなかったり…。そういう場合は、撮影位置に原因があるかもしれません。

写真・ビデオの撮影では、どんな機材を使うかということと同じくらい撮影位置(どこにカメラを置いて撮影するか)が重要です。

撮影位置が決められていて動けない場合は仕方がありませんが、撮影位置を選べる場合は、最適な撮影位置が選べるかどうかが写真・ビデオの出来を大きく左右します。

カメラワークが原因

撮影してみたものの、なんだか映像がカッコよくない。そういう場合は、カメラワークに原因があるかもしれません。

カメラワークとはカメラの動かし方のことです。写真撮影はシャッターとシャッターの間に撮影位置やアングルを変えることが可能ですが、ビデオ撮影では撮影しながらカメラを動かさなければなりません。

つまり、カメラワークも「写る」ということです。被写体(写したいもの)の動きとカメラワークがマッチしていないと、映像はカッコよくはなりません。

編集されていないことが原因

映像が冗長で見返す気が起きない。そういう場合は、編集されていないことに原因があるかもしれません。

ある程度の長さがある映像には、必ず冗長な部分があります。その冗長な部分をカットするだけでも、映像の価値は格段に高まります。

映像の編集とは、捨てることで活かすことだともいえます。詳しくは以下の記事のまとめましたので、ぜひお読みください。

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