溜まった動画を片づけるための3つのステップ

ビデオ撮影のコツ
StockSnap / Pixabay

撮影はしたものの二度と見返すことのない動画が、スマホやPCのストレージを無駄に占拠していませんか? 使わない物で埋まった部屋のように。

動画編集は、動画を片づける唯一の方法です。今回は、ビデオエフズ名古屋の動画編集サービスを、部屋の片付けになぞらえて解説させていただきます。

まずは要らない物を捨てる

部屋の片づけは、まず物を捨てるところから始まります。物を捨てるには、要る物と要らない物を選別する必要があります。片づけられない人は、ここで躓くことが多いのではないでしょうか。写真や動画を消去できないのも同じ理由です。

自分が趣味で撮った写真や動画は、選別するとなるとストレスを感じます。どれにも思いや感情がこもっているからです。それで「とりあえず残しておこう」ということになるわけです。

ある写真家は、撮ったその場で写真をどんどん消していくといいます。カメラがデジタルになって、現場で撮影する写真の枚数が膨大になったためです。私の専門である動画の編集も、要らない部分をカットするのが最初の作業です。そういう判断ができるのは、プロが客観性や合理性を基準にしているからです。

編集されていない動画は、重複する内容を何度も繰り返して撮ったり、一瞬でわかる出来事を長々と撮ったりしています。プロはそういう部分を見極め、適切にカットします。そうすることで、残された映像の価値は高まります。

動画を編集でカットするのは、記憶を捨てることでも、思いや感情を忘れることでもありません。逆に、動画の背後にある思いや感情をより鮮明に残すための第一歩のなです。

つぎにレイアウトを考える

要らない物を捨てて必要な物だけ残したら、次に考えるのは部屋のレイアウトでしょう。部屋に快適さや美しを望むなら、よく考えて計画を練らなければなりません。

その際に大事なことは、残した物に序列をつけることです。よく使う物、あまり使わない物、使わず保管する物、といった具合に、何らかの基準で物の優先度を決めなければ、望んだ部屋を作ることはできません。

これを動画編集の場合にあてはめると、部屋のレイアウトは動画全体の構成にあたると思います。動画の構成とは、映像をつなぐ順序のことです。

いちばん簡単なのは撮影した順番につなぐことですが、この時間順から離れることで、動画全体がより見やすくなったり、より面白くなったりします。ですからプロは「いかに視聴者の興味を持続させるか」ということを最優先に考えて編集します。

たとえば登山の動画なら、登頂の瞬間からはじめて登山口の映像に戻ったほうが面白くなるかもしれません。動画の構成にストリー性や起承転結が大事であることはよくいわれますが、それらを考える第一歩は、実際の撮影順をいちど脇に置いて考えることなのです。

最後に整理整頓する

部屋のレイアウトが決まったら、物を収納して整理整頓します。どこに何をしまったかを忘れないように、引き出しや収納ボックスにラベリングする場合も多いと思います。

動画編集で映像に字幕をつけ加えたり、音声にBGMをつけ加えたりするのは、ラベリングして整理整頓する作業に似ています。

字幕の役割は、映像の意味をハッキリさせたり、映像に意味を付け加えたりすることです。BGMの役割は、映像がまとう感情の起伏を増幅します。

このときに大事なのは、なぜその映像を残したのかをもう一度よく考えることです。映像のもつ意味や感情が明確でないと、適切な字幕やBGMをつけることは不可能だからです。

字幕やBGMを多用すると、見た目には手間がかかっている動画という印象になりますが、ラベルが多すぎるとかえって整理整頓の邪魔になるように、映像が本来持つ意味や感情を阻害してしまうので注意が必要です。

ラベルで中身を作ることはできません。それと同様、字幕やBGMはあくまで映像をアシストして動画の輪郭をハッキリさせるものだと考えるべきです。

片づけた部屋には人を招きたくなる

部屋を片づけると気持ちがいいだけでなく、誰かを招きたくなります。同様に、編集でうまくまとめられた動画は、誰かに見せたくなります。写真や動画は人に見られてこそ価値のあるものだと思います。ただしまっておくだけでなく、編集して自分も見返すし人にも見せられるようにしてあげてはいかがでしょうか。

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