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卒業式・卒園式・入学式・入園式をビデオ撮影するときの3つのコツ

撮影のコツ
Kivensilence / Pixabay
この記事は約4分で読めます。

保護者席から撮影する卒業式や入学式のビデオは、どうがんばっても見やすいものにはなりません。

でも、ただひとつだけ、それをマシなものにするポイントがあります。そう、保護者席のどこに座って撮るかということです。

今回はそれに加えてあと2つ、将来見返したくなるビデオにするコツを挙げてみたいと思います。

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保護者席のどこに座ればいいのか?

壇上の子供を撮影する場合

ふつう客席は真ん中が良席です。プロが舞台をビデオ撮影する際も、客席後方センターにメインカメラを据えるのが基本です。

でも、卒業・入学式を1台のビデオカメラで撮影する場合は、センターからの撮影はオススメできません。

昔ながらのスタイルでおこなわれる式の場合、登壇した子どもたちは、客席の方を向いて立つ校長先生に向かい合って立ちますので、客席に背を向けることになります。

これをセンターから狙うと、子供の表情が見えないだけでなく、先生と立ち位置がかぶることで、証書授与などの動作もわかりにくくなります。

ですから、自分の子供が壇上にあがって証書や賞状を受け取る姿を撮影する場合、最前列の端っこがビデオ撮影にとっては良席ということになると思います。つまり、舞台をなるべくナナメから狙うということです。

客席上手か下手のなるべく前方から狙えば、立ち位置もかぶらず、子供の様子もある程度は写ります。

子供が登壇しない場合

自分の子供が舞台に立たない場合、式のどのタイミングで子供を撮影するかという計画を事前に練っておかないと、せっかく撮ったビデオに自分の子供が写っていないという悲しい結果になりかねません。

幼稚園・保育園では、園児と保護者が対面して座る場合もありますが、小学校以上では生徒の後ろに保護者が座る形がほとんどだと思います。

そうなると、式の最中に自分の子供を撮影するのは不可能です。子供は登壇しないわけですから、なにか特別な演出でもないかぎり、撮影チャンスは入退場のときくらいしかありません。

入退場での撮影を狙うとなると、入退場口はどこで、どういう経路で入退場するのかという情報を入手しておく必要があります。それによって、保護者席のどのあたりに座るのが撮影に最適か判断します。

最近は式の様子をYouTubeにアップする学校も多いので、もしそういう動画があればいちばんの助けになります。

どのように撮影すればいいのか?

卒業・入学式の催しは、ほとんどが演壇のまわりでおこなわれます。式典のほとんどの時間において、人が動くのは舞台上の限られた狭い場所だけです。

ですから、演壇のまわりを適度なサイズで撮影していれば、「重要なシーンが写っていない」という大失敗は起こりません。

会場全体は最初から最後までほとんど変化しませんから、式が始まる直前に少し撮っておけば十分です。

撮影チャンスだからといって、無理してズームを操作したり、顔のドアップを撮るのはやめたほうがいいと思います。

一生に一度のセレモニーですから、雰囲気を残そうという気持ちで臨むのがいいと思います。

いちばん撮っておくべきなのは?

卒業式や入学式では、式典の前後に会場や教室で感動的なイベントがおこわれることが多いと思います。

式典ほど堅苦しくないでしょうから、子どもたちの表情やふるまいも自然になるでしょう。また、保護者の観覧位置も自由度が高くなることと思います。

こういうときこそ、ビデオ撮影のチャンスです。

式典を記録したビデオは、記念にはなるでしょうが、将来そう何度も見返すとは思えません。しかし、そのときの素直な表情やふるまいが写ったビデオなら、貴重な「思い出」として、将来振り返りたくなることも多いでしょう。

卒業式や入学式をビデオ撮影されるときは、式の前後をこそ、しっかり撮っておくことをオススメします。

撮影のコツ
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