私のこれまでの経験から、出張ビデオカメラマンが様々な現場に対応するために大切なことをまとめました。
【5】カメラ前を横切らない
1年ほど前、撮影中に他社のビデオカメラマンにカメラ前を横切られてびっくりしました。なんのためらいもなく横切って、あとからの謝罪もありませんでした。若いころ上司や先輩に叱られなかったのでしょうか…。
撮影中でなくとも、カメラ前を平気で横切るのはご法度です。
【4】装備を現場に合わせる
現場や撮影対象によっては、カメラが大きすぎたり三脚が重すぎたりすると、それだけで機動性が下がります。
また、マイク等録音機材や照明・ケーブルなども、現場に持ち込みすぎると荷物になる一方で、急に必要になっても持ってきていなければ使えません。
どんな装備で撮影にのぞむか。どんな機材を現場に持っていくか。特にはじめての現場では、これがいちばんの悩みどころです。
【3】とにかく動く
4と関連しますが、刻一刻と変化していく対象をずっと追いかけ続るのがビデオ=動画撮影です。
三脚固定の場合は手を、手持ちの場合は脚を、そしてどちらの場合も目を、常に動かしていないと、最低レベルの映像すら撮影できません。
大げさにいえば、撮影中は1秒たりとも休む暇はありません、
【2】良い撮影位置を確保する
撮影は「構図」がすべてだといっても過言ではありません。構図はカメラの位置によって決まります。
ベストポジションは、あるとしたら現場に1つしかありませんし、「悪くない」位置も、よくあって2つか3つくらいでしょう。
「悪い」位置にカメラを置かないようにする。撮影位置が他社と競合したら、頑張って勝ち取る。お願いして良い撮影位置が得られるなら、できる限りお願いする。カメラマンの頑張りどころです。
【1】臨機応変に対応する
撮影現場では予想外の事態がよく起こります。撮影に影響しなければいいのですが、撮影に明らかに影響する場合、なるべく早く対処しなければなりません。
事態を冷静に判断して、臨機応変にすばやく行動する。私のように様々な現場で様々な対象を撮影するカメラマンの場合、特にこの力が要求されます。
こればかりは「安心してお任せください」とは言いづらいのですが、それなりに場数は踏んできましたので、そのぶん対応力はついてきているとは思います。
撮影ひとつひとつをルーティンワークとしてこなさず、常に新鮮な気持ちで望むこと。臨機応変な対応力を磨くには、これがいちばん大切だと思っています。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。ビデオエフズ名古屋の出張ビデオ撮影については、以下のページで解説させていただいています。
コメント