お子様の発表会、ご家族の記念日、結婚式、趣味の記録…。大切な瞬間を動画や写真で残したいと考えたとき、「プロのカメラマンに出張撮影を頼むべきか、それとも自分たちで撮るか」で迷うことはありませんか?
特に初めてプロに依頼するとき、「費用はどれくらいかかるの?」「スマホでも十分きれいに撮れるんじゃない?」と悩むのは自然なことです。でも、その選択が、後で「やっぱりプロにお願いすればよかった…」という、取り返しのつかない後悔につながってしまうことも、実は少なくないのです。
名古屋で多くの個人のお客様の大切な日の撮影をお手伝いしてきた経験から、出張撮影をプロに依頼するかどうか、後悔しないために考えていただきたい3つの判断基準をご紹介します。
1.撮影に集中できる「余裕」はありますか?
まず考えていただきたいのは、「撮影に集中できる余裕があるか?」という点です。思い出をしっかり残すためには、意外と多くの「余裕」が必要になります。
時間と心の余裕
今のスマートフォンやビデオカメラは本当に高性能で、誰でも簡単にきれいな映像や写真を撮れるようになりました。でも、「簡単に撮れる」ことと、「その瞬間の感動や大切な表情を逃さず、美しく記録する」ことは、全く別の話です。
例えば、お子様のピアノの発表会。演奏に感動しながら、同時に最高のアングルを探し、手ブレしないようにスマホを構え続けるのは至難の業です。結婚式で、友人代表としてスピーチもしつつ、新郎新婦の最高の笑顔を動画に収めるのは、現実的ではありませんよね。自分がイベントの当事者だったり、心から楽しみたいと思っていたりする場合、撮影にばかり気を取られていると、一番大切な「その瞬間を体験する」ことがおろそかになってしまいます。
人手の余裕(頼める人はいますか?)
「じゃあ、家族や友達に頼めばいいのでは?」と思うかもしれませんね。もし、撮影が得意で、当日は他のことを気にせず撮影に専念してくれる方がいるなら、それは素晴らしい「人手の余裕」です。
でも、多くの場合、撮影を頼まれた方も、イベントを楽しみたい気持ちがあります。また、慣れない撮影で「ちゃんと撮れているかな?」「大事な場面を撮り逃したらどうしよう…」とプレッシャーを感じてしまうことも。せっかくのお祝いの席で、誰かに負担をかけてしまうのは、できれば避けたいですよね。
時間も心の人手も余裕がない、でも、この瞬間は絶対にキレイに残したい!
そんな時、もし予算的な余裕があるのであれば、プロへの出張撮影依頼は、とても価値のある選択肢になります。それは単なる「お金で解決」ではなく、「大切な思い出を最高の形で残すこと」そして「自分自身や周りの人も心からイベントを楽しむこと」への投資と言えるでしょう。
2.その動画は「ただの記録」ですか? それとも「何度も見返したい宝物」ですか?
撮る動画や写真の「目的」を考えてみることも大切です。
記録用(メモ代わり)
「とにかく何があったか、後で確認できればいい」「とりあえず撮っておくだけ」という目的なら、必ずしもプロに頼む必要はないかもしれません。例えば、運動会のプログラムを忘れないように写真で撮っておく、といった場合です。今のカメラは高性能なので、その場の状況を記録するだけなら十分可能です。
活用・鑑賞用(宝物として残す、共有する)
しかし、その動画や写真を、「何度も見返して感動を味わいたい」「離れて暮らす家族や友人にも見せてあげたい」「将来、子どもが大きくなった時に見せてあげたい」と考えているなら、それは単なる記録ではなく、「活用・鑑賞」する、いわば「宝物」としての価値を持つものになります。
宝物にするためには、ただ写っているだけでは不十分です。
- 感動が伝わるアングルや構図: その場の空気感、表情の豊かさを引き出す撮り方。
- 見やすいカメラワーク: 手ブレが少なく、スムーズで自然な動き。
- 美しい明るさや色合い: その場の雰囲気を忠実に、またはより魅力的に再現する色。
- クリアな音声: お子様の声、誓いの言葉、会場の音楽などが、きれいに聞き取れること。
これらが揃って初めて、動画や写真は「鑑賞」に値するものとなり、見返すたびにその時の感動が蘇ってきます。素人撮影でよくある「画面がずっと揺れていて見づらい」「肝心なところで音声が聞き取れない」「ピントが合っていない」といった映像では、せっかくの思い出も色褪せてしまいかねません。
撮影する目的が、単なる記録を超えて「大切な宝物として残したい」「誰かと感動を分かち合いたい」という気持ちが強いのであれば、プロの技術に投資する価値は十分にあります。
3.主な視聴者は「自分だけ」ですか? それとも「家族や友人など大切な人」ですか?
「誰に見てほしいか」という視点も、プロに依頼するかどうかを決める上で意外と重要です。
自分(撮った本人)が見る場合
自分で撮った動画や写真を見るとき、私たちは多少の失敗には寛容です。
- 記憶で補える: 「ああ、この時ブレたのは、こっちに移動したからだ」「ピントは甘いけど、すごくいい笑顔だったな」と、撮影時の状況を知っているので、映像の粗を自分の記憶で補って見ることができます。
- 言い訳できる: 「腕が疲れちゃって」「急なことでズームが間に合わなかった」など、自分の行動なので諦めもつきます。
つまり、自分だけで楽しむ分には、技術的な未熟さはそれほど気にならないことが多いのです。
大切な人(家族、友人、将来の自分や子ども)が見る場合
しかし、その動画や写真を、パートナー、両親、子どもたち、親しい友人など、自分以外の「大切な人」と共有したい場合はどうでしょうか?
- 見る人の視点はシビア: 残念ながら、他人が撮った映像に対して、私たちは自分ほど寛容にはなれません。手ブレや見づらいズームは、単純に「見づらいな」と感じさせてしまいます。
- 感動が伝わらないリスク: 撮影者の意図が不明なカメラワークや、聞き取りにくい音声では、その場の素晴らしい雰囲気や感動が十分に伝わらない可能性があります。「すごく良かったんだよ!」と言葉で補っても、映像そのものに説得力がなければ、魅力は半減してしまいます。
- 未来への贈り物として: 特に、結婚式やお子様の成長記録などは、将来、何度も見返される可能性のある「未来への贈り物」です。数年後、数十年後に見返したときにも、色あせないクオリティで残しておきたいと思いませんか?
その動画や写真を、自分以外の「大切な人」と共有し、感動を分かち合いたい、あるいは「未来に残る大切な記録」にしたいと考えているなら、誰もが心地よく視聴でき、その価値がしっかり伝わるプロの撮影を検討する意義は大きいでしょう。
まとめ:大切な瞬間を、最高の思い出にするために
プロの出張撮影を検討すべき3つの判断基準をまとめました。
- 余裕がない 撮影に気を取られず、自分自身がイベントを心から楽しみたい、または安心して任せられる人がいない場合。
- 目的が「宝物」 単なる記録ではなく、何度も見返したい、感動を共有したい「宝物」として残したい場合。
- 大切な人と共有したい 自分だけでなく、家族や友人など、大切な人たちとその感動を分かち合いたい、未来に残したい場合。
これらの点に一つでも当てはまるなら、プロへの依頼を考えてみる価値は十分にあります。
「プロに頼むと、なんだか敷居が高いかも…」「費用が心配…」と感じられるかもしれません。でも、諦める前に、ぜひ一度、名古屋で個人のお客様の撮影を専門に行っているビデオエフズ名古屋にご相談ください。
演奏会、発表会、結婚式、入学・卒業式、趣味の活動記録など、お客様一人ひとりの大切なシーンに寄り添い、ご予算やご希望に合わせて、最適な撮影プランをご提案いたします。
まずは「こんな撮影できるかな?」「費用はどれくらい?」といった、ちょっとした疑問からで構いません。無料でお見積り・ご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。あなたの大切な一日が、最高の思い出として輝き続けるお手伝いができれば幸いです。
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