名古屋の歴史ある繁華街・大須。近年は若者の街として賑わっています。今回はそのど真ん中にある古墳を見てきました。
那古野山古墳
ビルに囲まれた那古野山公園の小山が那古野山古墳です。
頂上から。
大須の街と対照的な大木。
キレイな公衆トイレがあります。背後が古墳だと気づかず利用している人も多そうです。
「大須古墳群」の内の一つで5世紀中〜後半に造営されたと考えられている。元は南面する前方後円墳であったが、江戸時代に禅寺・清寿院の後園が造営される際に、前方部は取り壊された。清寿院に取り込まれて「浪越山」と呼ばれたのが現在では後円部とされる部分で、直径22メートル、高さ3メートル。大須二子山古墳、日出神社古墳、富士浅間神社[要曖昧さ回避]古墳とも至近距離にあり、合わせて大須古墳群を形成する[1]。
明治5年(1872年)に清寿院は廃され、明治12年(1879年)に愛知県下初の公園(浪越公園)として開放された。明治43年(1910年)に鶴舞公園が開園すると浪越公園は廃止されたが、大正3年(1914年)に規模を大幅に縮小して、名古屋市設置の那古野山公園となった。現在では三方をビルなどに囲まれた状態となっている。
那古野山古墳-Wikipedia
大須二子山古墳は、現在名古屋スポーツセンターがある場所にあったそうです。伊藤みどりさんや浅田真央さんなどの有名スケーターを多数排出したあのスケートリンクです。
富士浅間神社
那古野山公園から道を挟んですぐにある富士浅間神社。上に引用したWikipediaには「富士浅間神社古墳」とありますが、現地にはそういう説明は見当たりませんでした。那古野山古墳から出土した壺が保管されているとのこと。
すぐ近くにある柳下水。上に引用したWikipediaに出てくる清寿院の井で、尾張名古屋の三名水の一つと言われていたそうです。お店に食い込むような形で鎮座しています。
日出神社古墳
那古野山公園から北へ300mほど行くと日出神社があります。ここも付近に古墳の説明は見当たらないのですが、見た目的に古墳であることがうかがえます。
最初の鳥居を抜けると、奥にもうひとつ鳥居があります。その奥が小山になっていて、頂上にお社があります。周りには大きな木が何本も生えています。門が閉まっていてお社に近づけなかったのが残念でした。
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